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指導員研修会・公認検定員クリニック
B級C級公認検定員検定会

ハンディキャップスキー教室・級別テスト


【メニュー】

◆開会式挨拶
◆閉会式挨拶


◆BC級公認検定員検定会関係
◆B級公認検定員合格者(※)
◆C級公認検定員合格者(※)

◆ハンディキャップ講習会・級別テスト
◆参加者レポート 小野島 利光さん
 研修会・ハンディキャップに参加して
◆開会式挨拶
◆山田専務理事
 この数年でスキーの板が相当変わっていることがあります。スキーの板は非常に簡単な構造になって参りました。いままでのように苦労してプルークボーゲンをやったりシュテムターンを一生懸命やらなくても、膝を倒しこむことだけで弧を描くまではいかなくても、方向を変えることは出来ます。その意味でメソッドが複雑になっているような気がします。特に、我々神奈川県のような雪なし県の指導員は、スキーの楽しさを教えていかなければならないと思います。スキーはいかに楽しいスポーツであり、いかに簡単か、そして雪の上で遊ぶことがどんなに楽しいことかを教えることが非常に大切なのです。

我々スキー指導者が、スキーの初心者に教えることは、テクニックでもなく、メソッドでもなく、きっとこれからはエンターテイメントで、いかに生徒を楽しませるかではないかと思います。あの先生に教わったから楽しかったということが重要で、あの先生がどれだけ上手だったなんてことは大切なことではありません。特に一般スキーヤーの半分以上は、いまだにノーマルの板を履いているのも現状です。新しい道具をひけらかすのではなく、スキーというスポーツが楽しいということを、教えられる存在であっていただきたいと考えております。
 
◆片常務理事
 教育本部ではこの車山行事が最後であります。準指導員は245名受検され101名が合格、指導員は67名受検され40名合格され、その大半の方々が来られていると思います。鉄は熱いうちに打てと申しますが、C級・B級検定員受検頑張っていただきたいと思います。毎年申し上げておりますが、年々検定員検定というのは厳しくなってきております。技術を見極める認定する、特に習熟度、到達度、イメージを数量化するということであり、見る眼を養わなければいけないという問題が存在します。それらを踏まえて、スキーを楽しく指導していただきたいという観点から、配慮して検定を行いたいと思います。
 
◆信州綜合開発観光 宮下取締役
 神奈川県スキー連盟の最後の研修会、年々参加者も増加しており今年が一番多いかと思っております。昨日の大雨もありバーン状況が好ましくはありませんが、今朝確認したところでは急斜面は硬かったので良いのではと思っております。今週は子供のスキー教室で300〜400名はいっていると思いますが、各地域ジュニアに力を注いでいただき、長い展望でスキー普及がはかられていると思います。スキー場と致しまして皆様と長くお付き合いをいただきたいと考えております。今日明日、思う存分春のスキーを楽しんでいただきたいと思います。
 
主任講師 三塚教育本部長
昨年の12月にここ車山高原スキー場で研修会をスタートいたしましたが、それから数多くの雪上行事が行われましたが、大過なく終わらせることが出来ました。みなさんのご協力に感謝しております。例年ですとこの研修会が終わった後が花見ということでしたが、神奈川では花が先に散ってしまいそうで。気象状況もおかしいかと思います。我々を取り巻くスキー界の状況もおかしくなってきております。なにしろ大切なことは、スキーの楽しさを教えていくことだと思います。そして是非、若い方を育成していただき、スキー人口の拡大をはかり、もう一度ゲレンデに花を咲かせていただきたいと思います。
◆閉会式挨拶
◆山田専務
雪が湿っておりましたが、天候にも恵まれましてみなさんの所期の目的が達成できたと思います。また併設しましたハンディキャップ委員会の行事にご協力いただきましてありがとうございました。非常にチェアスキーの上手な方にたくさん集まっていただきまして、今後ハンディキャップ委員会もより一層の努力をしていけるだろうと考えております。
開会式で用具について申し上げましたが、ご自分の筋力にあった、スキー靴やスキーを購入することをお奨めします。もうシーズンもそんなにありませんが、怪我のないようご注意ください。
 
◆片常務理事
今回の研修会・クリニック・BC検定会では、遠くは滋賀県から長野県、地元車山の先生も参加していただきました。
BC級検定員検定会では、真摯な態度で理論に臨んでいただきました。実技も問題なかったと聞いております。滑っているイメージを点数に表すということは、難しいことであり、今後も研鑚をつんでいただきたいと思います。
ハンディキャップは、大変スキーが上手いと思いました。我々も見習って勉強したいと思います。神奈川県スキー連盟としてハンディキャップ委員会を発足させて活動を展開しておりますが、非常に注目されており全国に広がりを見せるかと思います。村上委員長以下の皆様方の努力だと思います。神奈川新聞社とも協力体制が出来ており、明日の新聞にデータが載る可能性が高いと思います。スノーボードの専門委員も来年この会場にてより充実した内容を実現するため下見も行っております。来年に向けて皆様方も是非頑張っていただきたい思います。

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