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第3回 神奈川県クラブ対抗アルペンスキー大会
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クラブ対抗大会レース風景 クラブ対抗大会スタート
女子クラブ順位
団体
協会
得点
ノアール 横浜
113
RED BIB 横浜
76
テルモ 足柄
68
横須賀雪友クラブ 横須賀
44
厚木自衛隊 綾瀬
44
横須賀市役所 横須賀
37
クラブ対抗大会 表彰式
男子クラブ順位
団体
協会
得点
ビックディプ 葉山 350
東芝 川崎 321
神奈川若葉 川崎 251
日揮 横浜 205
RED BIB 横浜 198
ソニー厚木 厚木 148
クラブ対抗大会 表彰式

クラブ対抗大会打ち合わせ ◆白熱した大会を祈って
 2月1日(金)〜3日(日)白馬岩岳スキー場
雲ひとつ無く晴れ上がった純白の雪化粧の北アルプス、白馬岩岳スキー場。現地との打ち合わせが2月1日12時から地元岩岳スキースクール事務所でスク−ルの校長とSAK側、古郡副会長、菊地競技本部長、本宮競技本部理事以下数名と大会運営についての打ち合わせを行った。
クラブ対抗大会フリー滑走 ◆フリーで滑るなんてこの10年無い…
 ジュリーミーティングは4時半、事実上の開会式、TCミーティングは5時からなので少し時間があるからと古郡副会長、菊地本部長とともにゴンドラを使って山頂に駅まで上がった。素晴らしい360度のすばらしい景色にに感動、しばらくは遠くの山々を眺め動かなかった。「フリーで滑るなんてここ10年ぐらい無いね」とは競技本部長。エッジを通して感じ取れる極上の雪質のゲレンデを数本滑り、明日もこのままの天気でいて欲しいと期待をシュプールにこめジュリー会議に臨んだ。
クラブ対抗大会コース整備 ◆役員会議
 スキースクールの事務所で大会を運営するスクールの担当者と大会運営についての詳細打ち合わせジュリー会議を開催、回転のセッターは誰、大回転は誰、技術代表は、競技委員長は、セクレタリーは、リフトは何時動くか、役員の集合時間、インスペクションは何時から、などタイムスケジュールを含めた打ち合わせを行なった。その後TC(チームキャプテンミーティング)ミーティングをホワイトプラザの大食堂で開催した。
クラブ対抗滑走中

◆2月1日TCミーティング
 初日に会場に入る人は少ないと聞いてはいたが、成る程開会式とは思えないほどの人数14、5人が集合、本宮競技本部理事の司会で開会、古郡副会長が「この様なご時世ですから前日から入るのは大変でしょうが昨年より少し増えているのは喜ばしい、しかし翌日の競技の打ち合わせですから全チームのキャプテンが集まるようにしていただきたい。県連も皆さんに楽しく滑っていただきたいと万全を期するように努力をしていますのでよろしく御願いします」と挨拶。

クラブ対抗滑走後 つづいてTCミーティングに入り河口専門委員より「本日はTCの集まりが少ないので明日の朝、7時45分からゼッケンを渡しますので、スタートリストを張り出しますのでそれを見て取りに来てください。インスペクションが始まる前、8時45分まで選手の追加は認めます。リフトは8時に動きます。インスペクションは8時45分から9時15分まで、前走スタート9時27分、女子回転スタート9時30分」等々2日のタイムスケジュールと明日5時からのTCミーティング開催を発表、質疑応答後散会した。
クラブ対抗滑走中

◆2月2日スラローム
 昨日の真っ青に晴れ上がった天気には一寸及ばないが山並みがはっきりと見え、青空も時々顔を出す絶好のスキー日和といえるコンディションの中でのインスペクション。
標高差158m、1本目53旗門、2本目55旗門、FISの規程で140m以上200m以内となっており女子にとっては一寸きつい、とは競技本部長談。前走の一人も「難しかった」と言うほど。前走3人、女子の20人の後男子99人が難コースに挑戦。後半はコースが彫れてターンの都度「何だこれは」「おー」「だめだー」等大声をあげながら滑り降りる選手も何人もいた。

クラブ対抗大会 ビブ配布 女子は15人、男子は75人がフィニッシュ。女子個人優勝は草薙夕美選手(横須賀雪友クラブ)、2位 岩澤愛子選手(厚木自衛隊)、3位 寺島陽子選手(テルモ)。男子個人優勝は濱秀徳選手(ビッグディップ)、2位 東芝スキー連盟(東芝スキー連盟)、3位 青柳孝之選手(横浜スベロー会)。
一日目のクラブ対抗戦の順位は女子、ノアールが60点で1位、2位に34点のテルモ、3位に29点のRED BIBが続く。男子はビッグディップが200点、東芝スキー連盟が156点で2位、日揮スキー部が123点で3位に。明日のGSで逆転劇があるのか楽しみだ。
クラブ対抗滑走後

◆2月2日のTCミーティング
 GSのみ参加の選手を除き殆んどのクラブの代表がTCミーティングに参加してくれたため昨日とは大違いの大盛況。明日のタイムスケジュール発表、ゼッケンの配布等形式的に進められたが、明日の大接戦が予想される雰囲気が感じられた。明日の天気は下り坂の予報、持ってくれることを祈る。

クラブ対抗滑走後

◆2月3日ジャイアントスラローム
 朝起きると山頂が良く見える。昨晩の酒が一寸残っていたが気分は良好。天気も崩れていない、予報が外れて良かったと胸をなでおろして顔を洗い、食事を済ませ着替えてスキー場に向かう。残りのゼッケンを選手に渡しコースにでる。8時45分からインスペクション開始。9時27分前走スタートの予定が5分遅れてスタートした。
何人かの選手に昨日、今日「コースはどうか」尋ねたら殆んどから「素晴らしいコース」と帰ってきた。女子22人中20人が、男子は不通過3人、ゴールできなかった選手13人だった。

クラブ対抗滑走後 ◆総合結果は
 結果は女子個人1位 大久保成子選手(RED BIB)、2位 高井美弥選手(関東学院六浦)、3位 寺島陽子選手(テルモ)。男子個人1位 濱秀徳選手(ビックディップ)、2位 市川高広選手(神奈川若葉)、3位 西秀昭選手(神奈川若葉)。
大会終了後雪上で表彰式が行なわれた。
女子クラブ対抗綜合は前日のスラローム1位をそのまま守り切ったノアール(横浜)が合計113点で優勝した。2位は前日2位のテルモを逆転しRED BIBが76点で2位に、3位は68点のテルモ。
クラブ対抗大会風景 男子総合は前日のトップを守り350点を取ったビッグディップが優勝、2位も順調に321点で東芝スキー連盟、前日の3位日揮スキー部を逆転した神奈川若葉が251点で3位に入った。個人、団体とも6位まで表彰を行った。成績発表の度に大歓声があがる。これもクラブ対抗競技ならではの光景だ。選手の得点合計を争うクラブ対抗戦は、個人戦の面白さに加え応援の楽しさもプラスしたスリルある競技と言えるのではないか。
素晴らしいコース、運営、地元のスキー学校の献身的なサポートに感謝したい。
来シーズンは更に多くのクラブが参加し、この大会を盛り上げて欲しいものだ。
 総務本部理事 越前谷芳隆
◆回転個人別成績
クラブ対抗大会表彰式
  氏名 所属

草なぎ夕美 横須賀雪友クラブ
岩澤愛子 厚木自衛隊
寺嶋陽子 テルモ
春国その子 ノアール
才原康子 ノアール
吉田陽子 厚木SC
クラブ対抗大会表彰式
  氏名 所属

濱 秀徳 ビックディップ
青野浩朗 東芝
青柳孝行 横浜スベロー会
山上誠英 テルモ
原田健司 ソニー厚木
中村英樹 NEC玉川
◆大回転個人成績
クラブ対抗大会表彰式
  氏名 所属

大久保成子 RED BIB
高井美弥 関東学院六浦
寺嶋陽子 テルモ
近藤久美子 RED BIB
春国その子 ノアール
岩澤愛子 厚木自衛隊
クラブ対抗大会表彰式
  氏名 所属

濱 秀徳 ビックディップ
市川高広 神奈川若葉
西 秀昭 神奈川若葉
原田健司 ソニー厚木
山上誠英 テルモ
関水文俊 藤沢スキークラブ
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