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平成13年度 指導員養成理論研修会1
指導員受験者 301会議室
山田専務理事
総合会場(大ホール)

司会
田村SAK専門委員
挨拶
古郡副会長
受検に対する心構えおよびSAJ・SAKの現状
山田専務理事
スキーの為のフィットネス
小林(淳)SAK専門委員
スキー実施上の安全対策
和田SAJ専門委員

★指導員受験者(301会議室)
スキーの歴史
清水SAK専門委員
スキースポーツの社会的特性
三塚教育本部長
スキーの運動特性と技術の構造論
渡辺SAJ専門委員
スキーの指導方法論
細川(直)SAK専門委員

★準指導員受験者      【重要】ポイントは要チェック!
スキースポーツの社会的特性
片総務本部長
スキーの運動特性と技術の構造論
岡田SAJ専門委員
スキー指導方法論
上村SAK専門委員

検定までの日程説明と諸手続きについて
山本教育本部理事

取材、テープ起し:川上誠広報委員

司会の田村SAK専門委員
真剣な面持ちの参加者

◆財団法人神奈川県スキー連盟代表古郡副会長挨拶

  現在2400名の有資格者がいますがが、協会によっては有資格者が不足しているところがあるので、皆さん方の中からぜひ勉強をして資格をとっていただく事を切にお願いする次第であります。
この理論講習会を通じて皆さんがお持ちのスキー理論に対してもう一段確固たる物を持っていただきたいと思います。

 また、雪上講習会におきましても大いにその勉強した理論を実践していただいて立派な指導員になっていただきまして各地区協会に協力はもちろん、ゆくゆくは神奈川県連の執行部の中に入っていただいてお手伝いしただければもっといいことだと思っています。

 ぜひ、この理論講習会また実技講習会を通じましてスキー技術を向上させて私どもにお手伝いを して抱くことをおねがいします。
指導員会代表 全員合格できるよう頑張ってください。

 

 

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神奈川県スキー連盟山田専務理事
    受験に対する心構え、およびSAJ、SAKの現状

 準指、指導員の検定におきまして心構えもなにもありません。
皆さんのスキーがうまければ受かります。準指導員検定では、絶対的な技量を持っていれば何の問題もなく受かりますし筆記が少しぐらい悪くても技量があればカバーできる。スキー技術が上がるように努力していただきたい。とは言うものの、毎年合否のラインはすれすれのところで決まります。
神奈川県は日本でもトップクラスで合格率が悪いと思います。30%から40%合格すればいいほう。しかし、みなさんが受験をされた時点から、神奈川県連の役員の未来の一員であると考えています。

  受験生の皆さんは受かることが第一であると思っているでしょうが、受かることよりも この場に来ていただくことが大事だと思っています。たくさん受けているうちに資格は必ず取れます。5回以上受けてる人はいません。5年5回は長いが、3回以上受験される方には後押しをしたいと考えています。技術の足りない方は回数を重ねてもらえば、スキー技術は、だんだんではなく、突然うまくなることもあるのです。
皆さんが同じように努力しても、結果が平等に出てくるとは限りません。
3年目以降は後押ししますが、最終的には何回でのあきらめずに資格をとろうという人全員に資格を差し上げられるよう資格試験をおこなっております。1回くらいの失敗で諦めずに努力してほしい。講師も私も含めて、1回で合格した人は少ない。

  理論講習のいろいろな講師のはなしや、雪上での質問があるでしょうが、よく話し合って納得した上で受験ができるように練習していただきたい。
去年から受験の種目がかわって、指導種目が難しくなっているがあまり難しく考えず、気楽に構えていただきたい。

 受験に際して理解していただきたいのは、受験態度が悪い、礼儀を知らないということです。 お互い顔を合わせた場合の、挨拶はマナーです。知らん顔しないで挨拶をしましょう。

 スキーの道具を新調する必要はありません。古くても技術があれば性能が出せます。ウェアにお金をかねてもしょうがないと思います。
スキー教師は、どんな道具を持つ方でも、どんなウェアを着た方でも、スキーですべることが如何に楽しい、如何に面白いかを教える指導者であって、自分の道具が如何によくて、それでうまく滑れるということをひけらかすものではない。大切なのは、溌剌とした態度で挨拶できるということ。ごくごく社会的なマナーを身につけてからゲレンデにきていただきたい。
一人でも多く合格できるように願っています。

 南関東ブロック(東京、神奈川、千葉)は、全国の4割以上を占める組織です。神奈川県は東京についで2番目に大きく、3つの都県で今後とも交流を深めていきたい。

  4年前に財団法人化を行いました。かなり無理をして財源を作りましたが、今年度から増収が期待できるので、できればきちっとした形で会員の皆さんに行事の上で還元できるように、行事の増加を計画し、評議委員会で承認をうけました。できるだけたくさんの行事を行い、若い会員が戻ってこられるような運営をしていきたいと思います。

  全日本スキー連盟では会員を25%増やすキャンペーンを行っています。
長野オリンピック以降大赤字を抱えており、会員が増えないと運営が難しくなる状況です。登録会員が減ってきている現状で、資金集めとも誤解されかねない、教程教本の冊化も実施されました。スキー連盟を支えているのは、大都市圏のスキーヤーであり、われわれが楽しいスキー生活をできない限り、日本のスキーはいい方向に進まないだろうと考えています。
その先駆者として、若い人にもっともっとスキーの楽しさを伝えていっていただきたいと思います。     戻る


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