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神奈川県総合体育大会冬季大会スキー競技会
神奈川県教育委員会主催

◆相模原が奪還!、横浜は連覇ならず、厚木も健闘

優勝 相模原市
準優勝 横浜市
第3位 厚木市

◆成績表
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第51回神奈川県総合体育大会冬季大会スキー競技会が新潟県中魚沼郡のマウンテンパーク津南スキー場で2月25(金)から27日(日)にかけて開催された。当地での開催は4年目。18市10町の選手延べ400人、役員148人、応援を含め延べ約600人が大会に参加した。
 25日、午後4時から津南文化センターで開会式が行われ、主催者神奈川県教育庁教育部スポーツ課の宮坂敏一課長代理、主管団体の本スキー連盟片岡副会長、津南町滝沢助役から順次大会開催、激励、歓迎の挨拶。前回優勝の横浜市より優勝旗が返還され、同市の中尾理恵選手が選手宣誓。後、監督会議が行われ、日程、インスペクションの時間帯、ルール、注意事項等を確認した。(写真は、中尾理恵選手)
明日は晴の予報。しかし降り続く雪に不安は残る。
 大会1日目の26日朝、一週間降り続いた雪が止んで遠くに真白に雪を湛えた八海山等の山々や河岸段丘がくっきりと望め、大会の成功の兆。回転競技の1本目48旗門のセットで女子成年B、女子成年A、今回から新たに設けられた50歳以上の男子成年C、男子成年B、男子成年Aそして男子成年の順でスタートした。50歳以上の組が出来たため昨年まで役員で参加した人もレーシングスーツを身に着け奮闘していた。
雪が昨夜まで降り続いたためかバーンはやや柔らかめで男子が始まる頃にはコースが掘れ、各ブロックの合間に行う整備にも時間がかかり、選手も相当苦労していた様子も窺えたが、風もなく暖かいコンデションの中で選手も各参加団体から派遣の旗門員も、そして応援団もレースを楽しんでいた。二本目、転倒した前の選手に後続の最後の選手が追いついてしまい再レースになるハプニングもあったが無事終了。回転を終わって、得点は横浜市、川崎市、相模原市、藤沢市,の順。
 距離は前走を女子3人によるオープン競技。男子成年B、成年A、成年の順にスタート。
相模原が圧倒的な強さで41点を挙げ、1日目横浜に11点の差をつけて逆転した。3位は川崎市、4位は厚木市。
 2日目、朝起きると小雪。競技が始まる頃には雲の合間から日が射したり、曇ったりそして雪になったりの目まぐるしく変わる天気に皆やきもきしているようだ。しかし視界は良くコンデションとしては文句ない。9時から少し遅れて大回転がスタートした。昨年優勝の横浜も得点が伸びず相模原市が得点を重ね、差を広げた。
11時半より継走競技開始。前半厚木が一歩リード、最終走者の勝負になり最後の競り合いが期待されたがゴール手前100メートルで厚木市の選手が転倒、あっさり横浜に敗れる一幕もあった。



2日目に大回転で34点、継走で4位7点と満遍なく得点した相模原市が総合得点116点で、2位横浜市に16点の差をつけてリベンジ。継走終了後、継走会場前で表彰式、閉会式が行われた。昨年片岡県連副会長が「今回は常勝相模原をどこかが負かしてほしい」と挨拶して結果は相模原が負け横浜が優勝した。今度は「昨年は相模原を負かせと言ってそうなってしまった、今年はぜひ相模原に頑張って欲しい」と挨拶。なんとなんと結果はその通りになってしまった。

越前谷 総務本部理事(記)


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