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車山高原 指導員研修会A


写真:雪上デモンストレーション 98年12月12日(土)〜13日(日)の2日間、車山高原スキー場にて、指導員研修会が行われました。参加者は約400名。同日開催の野辺山の指導員研修会Bが約300名と、全体では700名を越える大規模な研修となりました。 天候は、12/12が晴のち曇(体感−5度〜0度位)、12/13が晴(体感0〜5度位)と、天気には恵まれた研修会でした。
12/12 8:00〜9:00  受付(車山ハイランドホテルの体育館)
9:00 開会式

〜16:00

研修

〜17:00

フリー滑走
12/13 8:30     スキー場集合
12:00 閉会式

【参加された方の声】
開会式での廣瀬副会長の、「スキー人口の減少傾向が続いており、一方通行の活動ばかりしていると、気がついたら後ろに誰もいなかったということになり兼ねない。新しいニーズをどしどし取り入れて、スキースポーツの楽しさを広めていただくようお願いいたします」という挨拶が、非常に印象的。あらためて、スキーの楽しさを山ほど味わってもらえるような指導を心がけたい。
開会式で資料が配布され、その後、東京都スキー連盟の専門委員及び全日本のデモンストレーターによる、東京・神奈川合同見学会が設定されており、充実した内容だった。
デモンストレーションでは、今までのスキー板とカービングスキー板の性能の違いを斜滑降で比較したデモや、カービングスキーを用いたノーストックの滑りのデモが、カービングスキーの持つ特性を良く表現しており、見ごたえがあった。
各班に別れて実技研修を行ったが、セフティ、コンフォート、チャレンジのマインドをベースにしながら、それぞれの実状にあわせた研修が行われ、大変勉強になった。
私が所属した班では「コンフォート」をテーマに、積極的な先落としによってターンの始動を行い、また十分な切り上げによって安定した滑りを求める、という研修があった。また2日目は急斜面の大回り、小回りにてこれらのことを反復した。この研修会が初滑りであった者が多く、それを考慮していただきありがたかった。
チャレンジは楽しかった。カービングの板の特性を掴むのに非常に参考になった。
わたしは、10年来、長いスキーを使っています。セフティとコンフォートは良かったのですが、チャレンジではカービング中心の研修で、時代が変わってしまったと思いました。閉会式で、山田専務理事の「新しい道具でも古い道具でも、それぞれ技術も楽しさもあります。カービングでなければスキーの楽しさを教えられないということではありません。新しい知識は必要ですが、古いものが駄目ということではありません。どうぞ本質を捉えてご指導ねがいます」という話しを聞いて、安心しました。また、逆に、流行に乗るということではなく、新しいものへもチャレンジして、幅を広げてみようと思いました。
積雪は少ないもののスノーマシンによって結構滑れるレベルのバーンが用意され、また自己研鑚の時間が比較的多く取れたので、各自初滑りとしては滑り込むことが出来たのではないかと思います。
12/12は結構寒く、車山の気候を甘くみてはならないことを再確認しました。

開会式(車山ハイランド体育館)

写真:開会式 写真:開会式

東京都連と合同でデモの滑りを見学

写真:雪上デモ 写真:雪上デモ

班別研修

写真:研修風景 写真:研修風景

閉会式

講師大集合

写真:閉会式 写真:講師集合
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