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第50回神奈川県総合体育大会
冬季大会スキー競技会

写真:開会式、津南町長のあいさつ 写真:開会式、選手宣誓

18市9町から総勢600名を超える参加

 第50回神奈川県総合体育大会冬季大会スキー競技会(県総体)が新潟県中魚沼郡のマウンテンパーク津南スキー場で2月26日(金)から28日(日)にかけて開催された。18市9町の代表選手延べ453人、役員157人、応援も含め総勢600人以上が大会に集まった。26日、午後4時から津南文化センターで開会式が行われ、主催者である神奈川県教育委員会の小野主幹、主管団体の(財)神奈川県スキー連盟の片岡副会長、津南町長から、激励、歓迎の挨拶がありました。

 前回優勝の相模原市より優勝旗の返還が行われた。この後、監督会議が行われ、日程やインスペクションの時間帯、ルールや諸注意の確認がおこなわれた。

2月26日(金) 16:00
16:45
開会式(津南文化センター)
監督会議(同上)
2月27日(土)  9:00
14:00
回転競技開始
距離競技開始
2月28日(日)  9:00
11:30
13:00
大回転競技開始
継走競技開始
閉会式

 


写真:回転競技 写真:距離競技

天候の急変が選手・監督を悩ませる

 27日、夕べからの雨は止まず最悪の条件で一日が始まった。インスペクションの時にはガスと小雨で数旗門先が見えないほどだった。回転競技の1本目は小雨模様の中で選手も悪戦苦闘だった。二本目に入ると青空が見え始め、気温も上がり、山の天気の急変にびっくり。「これは、午後の距離競技は絶好のコンディションで望めるな」と距離の選手、監督、役員を喜ばせた。

 しかし、この青空も、距離競技が始まる直前から、風が強まり気温も急降下。霰交じりの真横に吹き付ける雪が降るという大荒れの天候となった。 この為、ワックスが合わなくてスキーが滑らず、ソールに雪をつけたまま駆ける選手や、前が見えなくてコースを間違え、ゴールを切ってしまい失格する選手など、天候がそれぞれの得点に大きく影響をあたえたようだ。この為、昨年までの常勝相模原も得点が伸びていない。横浜、相模原、川崎、平塚、厚木の5市が激戦をくりひろげる。


写真:優勝した横浜市監督コーチ

横浜市が8年ぶりに優勝

 2日目は、9時から大回転、11時半より継走競技。 優勝の行方は2日目の成績如何ででどうなるかわからない状態となった。 厚木市は大回転で高得点したものの継走が振るわず5位に。川崎市は前日の距離で、優勝候補の失格が響き、継走で優勝したものの得点が伸びず4位止まり。平塚市は継走が振るわず3位。常勝相模原市は前日の回転の得点が尾を引き2位となった。2日目も大回転で15点、継走で2位9点と満遍なく得点した横浜市が、総合得点74点で2位に4.5点の差をつけて久々に優勝した。継走終了後、継走会場で表彰式・閉会式が行われた。


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