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第1回全日本カービング選手権大会に |
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◇第1回全日本カービング選手権大会に参加 去る、3月24日〜26日に行われました第1回目の全日本カービング選手権大会に参加してまいりました。その内容についてご報告いたします。 |
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神奈川のSAJブロックデモ
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◇予選通過は、翠川君と自分 25日、予選当日の天候は前日からの吹雪が全然収まらず、視界の状況に恵まれない中でのスタートになりました。(財)神奈川県スキー連盟からの出場者は、倉金さん、向井君、翠川君、自分、この4人の参加となりました。予選ではリザルトの通り、翠川君と自分の2名の予選通過、倉金さんと向井君はポイント不足で予選落ちとなりました。出場メンバーの中でもデモの数は7名(出口沖彦/元デモ含む)の参加、そしてワールド・カップ参戦の皆川賢太郎も出場しておりました。 |
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◇技術力50%、戦略50% 基礎スキーや、競技、その他のものとは又一風違うこの第1回目のカービング・カップ、予選を終えて感じたことは、スキーの上手さだけでは勝てない、「技術力50%、戦略50%」といったふうな計算されたものが必要とされる内容である印象を受けました。
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◇ワールド・カップ選手が転倒 準決勝は、予選のヴイ設定を若干変更し、スピードが出るヴイ設定にしてのチャレンジとなりました。自ずと選手の平均タイムも早くなってきますが、よりポイントを稼ぐにはタイムだけでなく、一番遠くにある5コ目のブイ(5ポイント)を深回りし、クリアーしていかなければならない所に勝負の駆け引きが展開されワールド・カップに参戦している、皆川賢太郎でさえ、意気込みすぎてスタート直後の1セット目のブイ通過時に転倒する、といった様な光景を目の前にしました。 ◇未来を今、着々と進化し始めている この大会は誰が勝ってもおかしくない、っとさえ感じた次第えす。当然、戦略50%の中にはマテリアルの選択により勝負の明暗が左右する部分も有り勝敗の大きなウエイトを占めている感じがしました。殆どの選手が160cm前後の長さの板を使用していたように見受けられ、近年に見る板の短さと、幅の広さは、これからのスキー界の未来を今、着々と進化し始めているような部分さえ感じられた次第です。 |
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◇決戦出場は10名と狭き門 約100名の予選から準決勝に進める枠は40名、そして決戦進出はたったの10名といった狭き門であり準決勝のトライは1回のみで結果はリザルトの通りです。 ◇雪なし県の情熱をアピール この大会はギャラリーとしてではなく、選手として出たほうが面白い大会の様です。来シーズン、第2回目のカービング・カップへの参加人数も、もう少し増やし、雪なし県のスキーに対する情熱をアピールしていけたら良いのではと考えております。 |
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