わたしの会得したカービング技術 |
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平成12年11月19日指導員研修会理論講習より | ||
◇初滑りを楽しむ |
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◇カービング技術が理解できずに悩む |
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◇今まで取得した技術は簡単に変えられない 一般に理解されていることとして、カービングスキーというとずれの少ないターンを実現してくれるスキーということではないでしょうか。雑誌などでも 良く書かれているように、カービングスキーはこれまでエキスパートスキーヤーでなければ感じ取れなかった切りこむようなターンの感触を用意に味合うことができる、これらの情報によって、それならばと、指導員の大半は半径が25mの板を購入して体験したかたが多いでしょう。どんな具合ですかと聞くと、スキーの良さはわかりませんと言う方は正直なほうで、最高です、やっぱり良いですねとの答えが返ってきます。失礼ですが、そういう方の滑りを見ると、スキーを変えたからと言って滑りは変わっていないという印象です。その原因はスキーの性能を良く理解していないこともありますが、スキーの性能が大幅に変わっているのに、滑り方はこれまで通りの要領だからだと思います。長い間に習得したものをそう簡単には変更することはできません。このことがカービングスキーの正しい評価を誤らせていることだと思います。(引用) |
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◇板は変えたもののターンに結びつかない 実際にどうかと、昨年の中央研修会で確認をしてみました。しかし、やはり今ひとつつかめないのです。雪も少なく、狭く、距離も短かったこともあり、感覚を掴むまでに行かないのです。たしかにワイドスタンスで板が内側に入ってくるという感覚はわかりました。それが、それ以上に発展せずターンに結びつかないのです。半径も小さく、長さも短いスキーを履いてもカービングターンが出来ないのではないかとあきらめていたのです。 |
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◇キロロの緩斜面で感覚を開眼 |
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◇条件の良いスキー場でじっくり体感 ノーマルスキーで回すと内側にひねることが必要です。カービングスキーはそのままでも回って行きます。そこをいかに回さないで、外に押すかということですから、身体の使い方が違うわけです。この違いを理解しないとカービングスキーを正しく理解できないのではないかと思います。 それにはスキー場を選ばないとダメかもしれません。カービングスキーというのは本当に良い条件でないと難しいです。良い雪の緩斜面のロングコースを使って、人も少ないようなところでやっていただければ理解ができます。それからスピードアップをしていく、そういうものだと思っています。 |
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◇カービングスキーは操作がしやすい 前に履いていた190の板をはいて見たのですが、まず雪面に置いたときに、なんてこんなに長いんだ、なんでこんなに細いのだろうかとびっくりしました。良くこんなものを回してたなと。そしてその板でカービング要素をやろうとしたのですが、やはり難しい。もう、190cmの板を履き気にはなれません。カービングスキーは短いですから操作がしやすいですし、今の板はずらすことも出来ますので、いろんな状況に応じて使い分ければ良いわけです。スキッディング要素もカービング要素も出来ますので、使い分けていただければよいと思います。 |
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